不動産融資、コロナで加速[2/11]

日経新聞

このコラムでは、日本経済新聞の中から、一つ気になったニュースについて、わかりやすく共有したい!そんなコラムでございます。

本日の1ニュースは、「不動産融資、コロナで加速」です。

概要

銀行による不動産向け融資が再び加速し始めた。
加速した理由としては、新型コロナウイルス禍を受けた、不動産事業者が資金繰り悪化に備え、需要が増加したからである。
銀行は、政府の支援策により、家賃などを補助されていることから、不動産業界への融資に、安心感を抱いている
だが、賃料低下が続くと、資金不足に陥る事業者が2倍に急増するとの試算もあり、貸し倒れなどの潜在的なリスクの警戒も強まっているようだ。

不動産業への融資は、コロナ禍前まで伸び率が鈍化していた。
だがコロナ禍の影響を受けて、不動産事業者が手元資金の確保を急いだため、融資拡大ペースも上がった。
実際、日銀が10日に発表した統計によると、銀行の不動産向け融資残高は、20年12月末に前年同月比3.6%増の約84兆円。15年から連続して過去最高を更新した。その後もコロナ前を上回る水準で推移する。

過去に、2008年の世界金融危機時には、収益が悪化し、銀行が融資に慎重になった結果、不動産の取引事業者が相次ぎ破綻。中小事業者が資金確保のために物件を投げ売りする事態が起きた。
実質国内総生産(GDP)が20年4-6月期に戦後最悪のマイナス成長に陥り、その後の景気回復も鈍いが、賃料は大きく崩れなかった

だが先行きは未だ不透明である。新型コロナウイルスが感染拡大を続け、不動産賃料全体2割弱を占めるホテルなどの経営に打撃を与え続けている。
政府の観光需要喚起策の一時停止や緊急事態宣言の再発例により、サービス業を中心に売上がさらに落ち込む懸念が強まっている。

また総務省によると20年12月の東京都からの転出は約2万7千人で、転入の約2万2千人を上回った。転出超過は6ヶ月連続である。
この様にコロナ禍では、大都市向けの不動産向け融資のリスクも存在しているようだ。

融資とは?

今日のニュースのキーワードである、融資。まずこれは、何なのだろうかという疑問について解説していきます!

融資とは、金融機関がお金を貸すこと、いわゆる金融機関からの借入、を意味します。
この融資とは、一般的な借金とは、目的が異なり、事業のために使う資金です。そのため、消費目的とは異なり、借りた資金を元手にお金を作ることが目的になります。
また当然、返済義務は生じ、その借りた金額に対して、利息を支払う必要が発生します。

さらに、金融機関から融資を受けるためには、事業の計画性や成長の根拠を明示する必要があります。
その結果、融資を受けた会社は、社会的信用を得ることにも繋がります。

金融機関は、返済できる見通しのある会社にお金を貸したいと考えていますが、実際、お金を借りる側は資金繰りが厳しい状況が多いです。この場合、金融機関は、お金を貸すことを躊躇します。
なぜなら、返済してもらえないかもしれないリスクが生じるからです。

そのため、融資を受けるベストなタイミングとして、事業用資金が無くなりそうな状態ではなく、事業用資金に余裕がある状態の時ということになります。
そのため、事業を発展し、継続させるためには、必要な時に投資するための資金を確保している状態が理想となるのが、融資となります。

簡単に解説

さて、これまで今日のニュース「不動産融資、コロナで加速」について、ご紹介してきました!
コロナの影響による、不動産事業者が資源繰り悪化に備えた、融資の増加が加速しているようですね!融資を金融機関から借りる際には、事業資金に余裕がある状態がベストという学びも一致していますね!今後も転出超過とホテルなどの経営打撃など、今後も不動産融資が増加していきそうですね…

まとめ

以上、今日の1ニュース「不動産融資、コロナで加速」でした!コロナ禍で業績に悪影響が出ている業界も多くありますが、コロナが迅速に収束することを願って毎日頑張りましょう!

ぴーやま

ぴーやま

管理人の現役大学生、ぴーやまです! 学生の努力のお手伝いを目標に、弊サイト立ち上げました。 焼き肉・筋トレ・ゲーム・読書が好物です。。

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