このコラムでは、日本経済新聞の中から、一つ気になったニュースについて、わかりやすく共有したい!そんなコラムでございます。
本日の1ニュースは、「日経平均30年半ぶり2万9000円」です。
概要
8日の東京市場で、日経平均株価が30年ぶり6ヶ月ぶりに2万9000円台に回復した。
その理由としては2つ。1つ目が、新型コロナウイルス対応の巨額の経済・金融政策が打たれていること。2つ目が、ワクチン接種の進展などが加わったことである。
これら2つによって、経済が正常化するのではと回復を期待する動きが、株価上昇に繋がっているようだ。
また日本企業の業績に底入れ感が出てきたと見た海外投資家が買いを入れている。日本株は製造業が多く、世界景気の影響を受けやすいため、景気回復局面では海外勢の資金が流入しやすい。
海外投資家は、ロックダウンが続く欧州を避けて、日本に資金を使っているようだ。
経済の正常化が進めば、米国を中心に期待インフレ率(消費者などの市場が予想するインフレに対する将来の予測値)が上がり、米国邦準備理事会(FRB:日本における日銀と同じ、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関)の緩和政策の転換と、金利上昇(お金の使用料を指し、景気がよくなりつつある時や、物価が上昇しようとするとき、などに上昇しやすい)が意識されやすくなる。
株価とは?
株価とは、「1株当たりの価格」です。市場で、売り手と買い手が取引として、「合意した価格」であり、取引が成立するたびに株価は動きます。
株価は、企業の業績、事業環境や経済環境の変化など、将来の見通しを反映して動きます。
将来見通しが明るいと判断して、買いたい人が増えれば「上がり」、将来見通しが暗いと判断して、売りたい人が増えれば「下がる」ということです。
簡単に解説
さて、「日経平均30年半ぶりに2万9000円」のニュースを共有させて頂きました。非常に明るいニュースですね!
ここで、なんでいまコロナで不景気のはずなのに、上昇しているのだろうか。と思った方もいらっしゃると思います。その理由として、株は将来を映すからです!
いまは低くても、将来的に価値が上がるだろうと、業績や政策など広く捉えて、将来を見据えた結果の数字、それが株価なのです。
まとめ
2月9日の今日の1ニュースは、「日経平均30年半ぶり2万9000円」を取り上げました。
簡単にですが、株価の仕組みや上がり方を踏まえて、いまなぜ株価が上昇しているのか理解することができたと思います。
余談ですが、わたくしゴリラも自粛機関少し株をいじっていました…笑
ですが株というものは奥が深く、非常に難しかったです。
今後も自分の勉強を踏まえて、株についての記事をまとめていきますので、もしお時間あれば見ていってください!
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